【短刀】 月山貞一造(刻印)(初代)
種別 | 短刀(平造り、庵棟) |
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国 | 摂津 |
時代 | 江戸時代後期~明治 |
法量 | 7寸 |
附 | 保存刀剣 帝室技芸員(現在の人間国宝) 銀無垢一重はばき 白鞘 京都府登録:昭和62年8月28日交付 |
銘文 | 月山貞一造(刻印)(初代) |
説明 | 初代月山貞一は天保七年江州須越村に生まれ、七歳にて月山貞吉の養子となり、明治三十九年に帝室技芸員(現在の人間国宝)に任ぜられています。作品は、嘉永三年頃から明治末年までのものが見られ、相州・備前・大和・山城の各伝の作刀があり、いずれにおいても優れた手腕を発揮しています。また刀身彫刻の名手としても知られており、梵字・剣・護摩箸・旗鉾・草の倶利伽羅などの簡素なものから、不動明王・梅龍・倶利伽羅龍などの密彫にいたるまで、画題も豊富で研究の跡が偲ばれます。 この短刀は、小板目肌よく詰んだ鍛えに地沸微塵につく。刃文は湾れ主調に小乱れ・小互の目ごころ交じり、刃縁に沿って細かな砂流し頻りにかかるなど、相州伝の作風を見事に示しています。 |
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