【脇差】 備前国住長船七郎衛門尉行包作 慶長五年八月吉日
種別 | 脇差 |
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国 | 備前 |
時代 | 室町時代後期~江戸時代最初期 |
法量 | 1尺5寸2分弱 |
附 | 特別保存刀剣 上貝金着せ下貝銀着せ二重はばき 白鞘 高知県登録:昭和35年1月15日交付 |
銘文 | 備前国住長船七郎衛門尉行包作 慶長五年八月吉日 |
説明 | 行包は、現存する作品の極めて少ない刀工ですが、天正十年から慶長初年にかけての年紀作を残しています。したがって行包は天正十七年に発生した長船大洪水の生存者数名中の一人であることが明らかです。また銘文に中川姓を刻していることから、与三左衛門尉祐定家の末裔であろうと思われます。 この脇差は、小板目鍛えに地沸細かにつき、刃文は湾れ調に互の目・箱互の目風の乱れ刃交じり、小足よく入り、飛焼交じり、匂口締まりごころに小沸つく。 |
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