【脇差】 無銘 福岡一文字
種別 | 脇差 |
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国 | 備前 |
時代 | 鎌倉時代中期 |
法量 | 1尺6寸6分 |
附 | 重要刀剣 金無垢二重はばき 白鞘 大阪府登録:昭和31年4月10日交付 |
銘文 | 無銘 福岡一文字 |
説明 | 一文字派は、鎌倉時代初期から後期にかけて備前国に栄えた一大流派です。この派が一文字と呼称されるのは、茎に「一」の字を刻すことによるが、銘は「一」 の字だけのもの、「一」の字の下に個銘を加えたもの、また個銘だけのものもあります。同派の作域は、初期は丁子よりも小乱れが目立ち、総じて古備前風であ り、中期に至って華麗な丁子乱れの刃文が現れ、地には鮮やかな乱れ映りが強調された出来口を展開しています。 この脇差は、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに地沸微塵に厚くつく。刃文は焼幅高い華やかな丁子乱れに足・葉頻りに入るなど、福岡一文字派の特色と見所を見事に示しており、地刃共に健全で出来の優れた作品です。 |
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