【刀】 無銘 吉岡一文字
種別 | 刀 |
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国 | 備前 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
法量 | 2尺2寸5分弱 |
附 | 重要刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 東京都登録:平成15年1月14日交付 |
銘文 | 無銘 吉岡一文字 |
説明 | 一文字派は鎌倉時代後期に至り、それまでの福岡一文字派にかわって吉岡一文字派が大いに繁栄しました。この派には助光・助吉・助茂・助次・助義など「助」 を通字としており、作風は、福岡一文字に近似した大規模で華やかな丁子乱れの作も間々見られますが、多くは丁子乱れの中に互の目が目立つもの、直刃調に丁 子や互の目が交じる物、直刃に足の入った穏やかなものなどがあります。 この刀は、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに、地沸微塵に厚くつき、地景入り、乱れ映り鮮明に立つ。刃文は丁子乱れに互の目・尖りごころの刃など交じり、足・葉よく入り、匂勝ちに小沸つき、金筋・砂流し細かにかかり、地刃共に明るく冴えた作品です。 |
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