【寸延短刀】 周防国住人真龍子藤原永弘作之 君万歳 慶応元年八月日
| 種別 | 寸延短刀 |
|---|---|
| 国 | 周防 |
| 時代 | 江戸時代後期 |
| 法量 | １尺強 |
| 附 | 保存刀剣 特別貴重刀剣 金着せ一重はばき 金箔散印籠刻鞘合口短刀拵 白鞘 埼玉県登録：昭和４０年５月２８日交付 |
| 銘文 | 周防国住人真龍子藤原永弘作之 君万歳 慶應元年八月日 |
| 説明 | 永弘は加賀介祐永の門人で、後周防に移り、万延元年から明治五年までの作品を残しています。作風は小板目肌が細かく詰んだものと、板目肌のよく現れたものがあり、刃文は匂出来の互の目丁子刃、あるいは小沸出来の大互の目乱れなどを焼いています。また、本工独自の鏨の深い迫力のある刀身彫りを得意としています。 この短刀は、板目鍛えに細かな地沸つく。刃文は元を直ぐに焼出した匂出来の互の目乱れ、地鉄鍛え・刃文・刀身彫刻全てにおいて本工の一作風を存分に示した作品です。 |
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