【短刀】 助光(大和千手院)
種別 | 短刀 |
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国 | 大和 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
法量 | 8寸9分5厘 |
附 | 保存刀剣 銀着せ一重はばき 白鞘 山口県登録:昭和48年11月20日交付 |
銘文 | 助光(大和千手院) |
説明 | 銘鑑によれば、大和鍛冶の項に助光・助平・助延・助吉など助の字を冠する刀工を載せており、時代は鎌倉時代後期から室町時代の後期に亘っています。大和助光の在銘現存の作はごく僅かですが、東京国立博物館所蔵の太刀は「助光 正安三年十二月十二春」と書下し銘があり、他に特別重要刀剣指定の「助光」二字銘の太刀等が現存しています。 この短刀は、板目鍛えが流れて柾がかり、地沸細かにつく。刃文は小沸出来の細直刃を焼いています。現存稀な大和助光在銘作で、大振りで太鏨の角張った力強い書体は前述の太刀と同一の銘振りである事から、その制作年代は明らかです。 |
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