倉敷刀剣美術館

刀剣の郷 備中青江「倉敷」にある、国内屈指の日本刀常設展示数を誇る美術館

TEL:086-420-0066

岡山県倉敷市茶屋町173

営業時間 10:00~19:00

【脇差】 無銘 伝雲次

雲次 画像

無銘 伝雲次・物打ち

無銘 伝雲次・刃

無銘 伝雲次・刃2

無銘 伝雲次・鍛え肌

無銘 伝雲次・差表

無銘 伝雲次・茎

無銘 伝雲次・差裏

種別 薙刀直し脇差
備前
時代 鎌倉時代後期~南北朝時代
法量 1尺5寸7分弱
重要刀剣
金着せ一重はばき
白鞘
兵庫県登録:昭和35年9月20日交付
銘文 無銘 伝雲次
説明 雲生・雲次・雲重らの刀工は、備前国宇甘庄に在住したため宇甘派とも、またいずれも「雲」の字をその名に冠する事から雲類とも呼称されています。雲次は雲生の子で、現存する年紀作には正保・文保・建武があることから、その活躍期は明瞭です。雲類の作風は当時の長船物とは相違するところがあり、備前伝の中に山城風が混在し、さらに隣国備中青江派の影響も少なからず受けており、備前物中異色の存在です。
 本作は薙刀直しの脇差で、板目鍛えに地沸よくつき、地班映り立つ。刃文は直刃調に浅く湾れて互の目ごころ交じり、僅かに逆足交じり、匂口締まりごころに小沸つき、砂流しかかり、匂口明るく冴えた作品です。

オンラインショップ「刀の蔵」へ →

※上のボタンをクリックして、IDとパスワードの入力を求められる場合は、既に当館の所蔵していないお刀となります。展示一覧を随時更新し、なるべくそういったお刀が表示されないようにしておりますが、外部検索サイトなどの検索結果から当ページへ来られた方にはご迷惑をおかけいたします。ご了承くださいませ。