【脇差】 無銘 伝雲次
種別 | 薙刀直し脇差 |
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国 | 備前 |
時代 | 鎌倉時代後期~南北朝時代 |
法量 | 1尺5寸7分弱 |
附 |
重要刀剣 金着せ一重はばき 白鞘 兵庫県登録:昭和35年9月20日交付 |
銘文 | 無銘 伝雲次 |
説明 | 雲生・雲次・雲重らの刀工は、備前国宇甘庄に在住したため宇甘派とも、またいずれも「雲」の字をその名に冠する事から雲類とも呼称されています。雲次は雲生の子で、現存する年紀作には正保・文保・建武があることから、その活躍期は明瞭です。雲類の作風は当時の長船物とは相違するところがあり、備前伝の中に山城風が混在し、さらに隣国備中青江派の影響も少なからず受けており、備前物中異色の存在です。 本作は薙刀直しの脇差で、板目鍛えに地沸よくつき、地班映り立つ。刃文は直刃調に浅く湾れて互の目ごころ交じり、僅かに逆足交じり、匂口締まりごころに小沸つき、砂流しかかり、匂口明るく冴えた作品です。 |
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