【太刀】 備州長船盛光 応永二十年八月(以下切)
種別 | 太刀 |
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国 | 備前 |
時代 | 室町時代初期 |
法量 | 2尺3寸3分 |
附 |
保存刀剣 金着せ一重はばき 白鞘 東京都登録:昭和41年4月7日交付 |
銘文 | 備州長船盛光 応永二十年八月(以下切) |
説明 | 室町時代初期の応永頃に、長船の地に繁栄した刀工達を応永備前と汎称しており、盛光は康光と並んで応永備前の双璧として世に名高い名工です。同派の作風には、腰開きの互の目乱れに丁子を交えた華やかな乱れ刃と、穏やかな直刃の二様があり、中には一見鎌倉期の一文字派や長船物の作柄を想わせるような格調高い出来口のものがあります。 この太刀は、小板目鍛えに杢交じり、地沸細かにつく。刃文は直刃調に小互の目・小丁子ごころの刃交じり、小足入り、匂勝に小沸つく。 なお、本作は同作中でも一段と古調を呈したもので、鎌倉時代後期の長船物や雲類に見紛うような作風を示しています。 |
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