【刀】 近江守高木住助直
種別 | 刀 |
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国 | 摂津 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 2尺3寸4分強 |
附 | 特別保存刀剣 新刀大鑑所載 金着せ一重はばき 白鞘 東京都登録:昭和35年5月19日交付 |
銘文 | 近江守高木住助直 |
説明 | 近江守助直は、寛永六年に近江国高木に生まれ、津田越前守助広の門に学び、後にその娘婿になったと伝えられ、元禄六年、五十五歳までの作品を残していま す。作風は師助広の創始した濤瀾乱れをよく継承していますが、他に直刃・湾れ刃・互の目乱れ等もあり、いずれも上手で、総体に匂深く、小沸がよくつき、匂 口が明るく冴え、中には助広に迫る出来映えを示したものがあります。 この刀は、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに、地沸微塵に厚くつく。刃文は大互の目乱れに互の目・頭の丸い互の目など交じり、濤瀾風となり、匂深く、 沸よくつき、金筋・砂流しかかり、飛焼交じり、地刃共に明るく冴えるなど、本工の最も得意とした作風を見事に示した作品です。 |
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