【脇差】 (菊紋)一 山城守藤原国清(二代)
種別 | 脇差 |
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国 | 越前 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 1尺6寸8分5厘 |
附 |
保存刀剣 上貝素銅地下貝銀着せ二重はばき 白鞘 岡山県登録:平成17年8月30日交付 |
銘文 | (菊紋)一 山城守藤原国清(二代) |
説明 | 初代山城守国清は、三代島田助宗の子として信州松本に生まれました。初め島田吉右衛門といい、後に堀川国広の門人となり、名を国清と改めました。師国広没後は越後高田の松平忠昌に仕え、さらに忠昌が越前福井に転封の際、主君に従って同地に移ったと伝えられています。寛永四年に山城大掾を受領し、翌寛永五年山城守に転じています。二代国清は初代の子で、作刀は初代同様に直刃の作が多く、肥前刀さながらの作風を示したものがあります。また、一般的に初代作には「一」の字を使用しているものはなく、二代以降の作に「一」の字を切っていますが、初・二代を明確に区分する事は現時点では難しく、今後の研究課題となっています。 この脇差は、板目鍛えに杢交じり、肌目細かに立ち、地沸よくつく。刃文は中直刃に小足入り、匂深く小沸つき、刃縁に沿って細かな砂流しかかるなど、地刃共に本工の典型的作風を示した作品です。 |
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