倉敷刀剣美術館

刀剣の郷 備中青江「倉敷」にある、国内屈指の日本刀常設展示数を誇る美術館

TEL:086-420-0066

岡山県倉敷市茶屋町173

営業時間 10:00~19:00

【脇差】 (菊紋)一 山城守藤原国清(二代)

山城守国清 画像

(菊紋)一 山城守藤原国清(二代)・鍛え肌

(菊紋)一 山城守藤原国清(二代)・刃

(菊紋)一 山城守藤原国清(二代)・はばき元

(菊紋)一 山城守藤原国清(二代)・差表

(菊紋)一 山城守藤原国清(二代)・銘

(菊紋)一 山城守藤原国清(二代)・差裏

種別 脇差
越前
時代 江戸時代初期
法量 1尺6寸8分5厘
保存刀剣
上貝素銅地下貝銀着せ二重はばき
白鞘
岡山県登録:平成17年8月30日交付
銘文 (菊紋)一 山城守藤原国清(二代)
説明 初代山城守国清は、三代島田助宗の子として信州松本に生まれました。初め島田吉右衛門といい、後に堀川国広の門人となり、名を国清と改めました。師国広没後は越後高田の松平忠昌に仕え、さらに忠昌が越前福井に転封の際、主君に従って同地に移ったと伝えられています。寛永四年に山城大掾を受領し、翌寛永五年山城守に転じています。二代国清は初代の子で、作刀は初代同様に直刃の作が多く、肥前刀さながらの作風を示したものがあります。また、一般的に初代作には「一」の字を使用しているものはなく、二代以降の作に「一」の字を切っていますが、初・二代を明確に区分する事は現時点では難しく、今後の研究課題となっています。
 この脇差は、板目鍛えに杢交じり、肌目細かに立ち、地沸よくつく。刃文は中直刃に小足入り、匂深く小沸つき、刃縁に沿って細かな砂流しかかるなど、地刃共に本工の典型的作風を示した作品です。

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