【脇差】 陸奥守包保(右陸奥)
種別 | 脇差 |
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国 | 摂津 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 1尺5寸8分5厘 |
附 |
保存刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 静岡県登録:平成6年6月15日交付 |
銘文 | 陸奥守包保(右陸奥) |
説明 | 陸奥守包保は、左陸奥包保の門人で後に養子となりました。初銘の包重時代は銘を師の左陸奥と同じく逆文字に切っていますが、包保と名を改めてからは通常の右文字に切っているので、師の「左陸奥」と区別し、「右陸奥」と呼称されています。彼は後年に養父と共に信州松本城主水野家に抱えられ、信州松本に於いても作刀しており、延宝五年から元禄二年までの年紀のある作品を残しています。 この脇差は、小板目肌よく詰んだ鍛えに地沸つき、刃文は互の目主調に丁子ごころの刃交じり、足・葉入り、砂流しかかるなど、本工の典型的作風を示した作品です。 |
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