【刀】 無銘(伝)来国行
種別 | 刀 |
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国 | 山城 |
時代 | 鎌倉時代中期 |
法量 | 2尺1寸8分5厘 |
附 |
特別保存刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 宮城県登録:昭和26年7月25日交付 平成15年5月16日再交付 |
銘文 | 無銘(伝)来国行 |
説明 | 国行は来派の事実上の祖であり、短刀の確実な遺例は一振り現存するのみですが、太刀の有銘作は少なくありません。国行には製作年紀は皆無で、その子と伝える二字国俊に弘安元年紀(一二七八)があることから、通説の康元頃という年代が首肯されるものです。彼の太刀姿は、細身・尋常なもの・身幅がたっぷりとして豪壮なものなど様々ありますが、何れも鋒は詰まって猪首風をなしています。 この刀は、小板目鍛えに地沸微塵に厚くつき、沸映り鮮明に立つ。刃文は直刃調に小互の目・小丁子・小乱れ交じり、足・葉よく入り、小沸つくなど、地刃共に本工及び来派の特色と見所をよく示した作品です。 |
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