倉敷刀剣美術館

刀剣の郷 備中青江「倉敷」にある、国内屈指の日本刀常設展示数を誇る美術館

TEL:086-420-0066

岡山県倉敷市茶屋町173

営業時間 10:00~19:00

【刀】 無銘(伝)来国行

来国行 画像

無銘(伝)来国行・物打ち

無銘(伝)来国行・樋

無銘(伝)来国行・刃

無銘(伝)来国行・鍛え肌

無銘(伝)来国行・差表

無銘(伝)来国行・茎

無銘(伝)来国行・差裏

種別
山城
時代 鎌倉時代中期
法量 2尺1寸8分5厘
特別保存刀剣
金着せ二重はばき
白鞘
宮城県登録:昭和26年7月25日交付 平成15年5月16日再交付
銘文 無銘(伝)来国行
説明 国行は来派の事実上の祖であり、短刀の確実な遺例は一振り現存するのみですが、太刀の有銘作は少なくありません。国行には製作年紀は皆無で、その子と伝える二字国俊に弘安元年紀(一二七八)があることから、通説の康元頃という年代が首肯されるものです。彼の太刀姿は、細身・尋常なもの・身幅がたっぷりとして豪壮なものなど様々ありますが、何れも鋒は詰まって猪首風をなしています。
 この刀は、小板目鍛えに地沸微塵に厚くつき、沸映り鮮明に立つ。刃文は直刃調に小互の目・小丁子・小乱れ交じり、足・葉よく入り、小沸つくなど、地刃共に本工及び来派の特色と見所をよく示した作品です。

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