【脇差】 無銘 古三原
種別 | 脇差 |
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国 | 備後 |
時代 | 鎌倉時代後期~南北朝時代 |
法量 | 1尺7寸5分 |
附 | 特別保存刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 愛知県登録:平成20年7月10日交付 |
銘文 | 無銘 古三原 |
説明 | 備後国三原派は鎌倉時代後期に興り、以後室町時代後期にかけて大いに繁栄した流派です。一派のうち鎌倉時代後期より南北朝時代にかけてのものを古三原と総 称しており、その中でも正家・正広が著名で、一派の流れは室町時代後期にまで及んでいます。同国には東寺など大和中央の社寺の荘園が多い事から、大和との 交流があったものとみられ、三原派は大和気質が窺われる直刃調の作風を示しています。 この脇差は、小板目鍛えに地沸微塵に厚くつき、刃文は中直刃に小足入り、匂口締まりごころに小沸つくなど、地刃共に古三原派の特色をよく示した作品です。 |
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