【刀】 東吉野村住河内国平造之 昭和五十七年早春吉祥
種別 | 刀 |
---|---|
国 | 奈良県 |
時代 | 昭和 |
法量 | 2尺4寸3分 |
附 | 金着せ二重はばき 白鞘 奈良県登録:昭和57年5月21日交付 |
銘文 | 東吉野村住河内国平造之 昭和五十七年早春吉祥 |
説明 | 河内国平刀匠は、第十四代河内守国助の次男として昭和十六年に大阪で生まれ、昭和四十一年に関西大学法学部卒業後、人間国宝宮入昭平刀匠(後、行平)に入 門、相州伝を習いました。昭和四十七年に独立し、東吉野村に鍛刀場を開設、昭和五十九年には人間国宝隅谷正峯刀匠に師事、備前伝を習得しました。さらに昭 和六十二年に無鑑査認定、平成十七年には奈良県重要無形文化財保持者に認定されるなど、現代刀工界を代表する名工として著名です。 この刀は、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに地沸微塵に厚くつく。刃文は湾れを基調に互の目・大互の目交じり、刃縁よく沸づき、足・葉入り、金筋・砂流し頻りにかかるなど、相州伝の作域を見事に示した国平刀匠快心の一振りです。 |
※上のボタンをクリックして、IDとパスワードの入力を求められる場合は、既に当館の所蔵していないお刀となります。展示一覧を随時更新し、なるべくそういったお刀が表示されないようにしておりますが、外部検索サイトなどの検索結果から当ページへ来られた方にはご迷惑をおかけいたします。ご了承くださいませ。