【脇差】 無銘(伝)吉岡一文字
種別 | 脇差 |
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国 | 備前 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
法量 | 1尺6寸5分 |
附 | 重要刀剣 上貝金着せ下貝金鍍金二重はばき 白鞘 滋賀県登録:昭和41年1月10日交付 |
銘文 | 無銘 伝吉岡一文字 |
説明 | 一文字派は鎌倉時代後期に至って、それまでの福岡一文字派に変わり、吉岡一文字派が大いに繁栄しました。この派には助光・助吉・助茂・助次など「助」の字を冠する刀工が多く、作風は福岡一文字派に近似して大規模で華やかな丁子乱れの作も間々見られますが、多くは丁子乱れの中に互の目が目立つもの、直刃調に丁子や互の目が交じる物、直刃に足の入った穏やかなものなどがあります。 この脇差は、板目鍛えに杢交じり、地沸よくつき、乱れ映り鮮明に立つ。刃文は丁子に互の目交じり、下半焼幅広く華やかに乱れ、足・葉よく入り、匂口締まりごころに小沸つくなど、地刃共に一文字派の典型的作風を示した優品です。 |
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