倉敷刀剣美術館

刀剣の郷 備中青江「倉敷」にある、国内屈指の日本刀常設展示数を誇る美術館

TEL:086-420-0066

岡山県倉敷市茶屋町173

営業時間 10:00~19:00

【太刀】 備前国唐河住左兵衛尉菅原為遠 文保元年丁巳三月日

菅原為遠 画像

備前国唐河住左兵衛尉菅原為遠 文保元年丁巳三月日・物打ち

備前国唐河住左兵衛尉菅原為遠 文保元年丁巳三月日・鍛え肌

備前国唐河住左兵衛尉菅原為遠 文保元年丁巳三月日・はばき元2

備前国唐河住左兵衛尉菅原為遠 文保元年丁巳三月日・刃

備前国唐河住左兵衛尉菅原為遠 文保元年丁巳三月日・佩表

備前国唐河住左兵衛尉菅原為遠 文保元年丁巳三月日・表銘

備前国唐河住左兵衛尉菅原為遠 文保元年丁巳三月日・佩裏

備前国唐河住左兵衛尉菅原為遠 文保元年丁巳三月日・裏銘

種別 太刀
備前
時代 鎌倉時代後期
法量 2尺6寸5分
国指定重要美術品
本阿弥光山押形所載
鑑刀随録所載
日本刀工辞典・古刀編所載
藤代名刀図鑑所載
刀剣と歴史所載
金着せ二重はばき
白鞘
岐阜県登録:平成21年9月16日交付
銘文 備前国唐河住左兵衛尉菅原為遠
文保元年丁巳三月日
説明 為遠は、銘鑑によれば福岡一文字派の流れを汲む刀工で、永仁から文保にかけての鍛冶とされていますが、現存する有銘の作刀は極めて少ないものです。その中 の一例として、備前国住為遠・文保元年紀の短刀が東京国立博物館に所蔵されています。なお、銘文にある唐河とは現在の岡山市北区一宮に隣接する辛川で、近 辺には吉備津彦神社が建立されています。
 この太刀は、長寸で重ねの厚い堂々たる体配を呈しており、小板目肌よく詰んだ鍛えに地沸よくつき、乱れ映り立つ。刃文は匂出来の直刃調、浅く湾れて小互の目・小乱れ交じり、小足入り、現存少ない長銘・年紀入りの極めて資料的価値の高い名作です。

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