【薙刀直し刀】 無銘 青江
種別 | 薙刀直し刀 |
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国 | 備中 |
時代 | 南北朝時代 |
法量 | 2尺2寸6分強 |
附 | 重要刀剣 金着せ一重はばき 白鞘 熊本県登録:昭和31年4月8日交付 |
銘文 | 無銘 青江 |
説明 | 薙刀は文献には古くより登場するものの、現存する作例で認められるものは鎌倉時代中期頃からであり、それらの一部が後世に刀や脇差に仕立て直されています。青江派でも鎌倉時代後期以降に遺例がまま見られ、在銘のものでは次吉・次直が知られています。 本作は、元来は先のあまり張らない古様な形の薙刀であったものと思われます。鍛えは板目に杢交じり、地沸微塵に厚くつき、地景細かに入る。刃文は中直刃基調に互の目・小互の目など交じり、小足入り、匂口締まりごころに小沸つくなど、青江派の特色が示されています。しかも肉置がよく、地刃共に健全で出来の優れた優品です。 |
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