【刀】 奥大和守平朝臣元平 寛政(以下不明) 於水上鍛之
種別 | 刀 |
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国 | 薩摩 |
時代 | 江戸時代後期 |
法量 | 2尺3寸3分強 |
附 | 保存刀剣 銀無垢一重はばき 白鞘 兵庫県登録:昭和53年1月19日交付 |
銘文 | 奥大和守平朝臣元平 寛政(以下不明) 於水上鍛之 |
説明 | 元平は、延享元年に奥元直の長男として生まれ、天明五年薩摩藩工となり、寛政元年に大和守を受領しました。彼は同国の伯耆守正幸と並んで薩摩新々刀の第一人者として世に名高い名工です。作風は沸出来の互の目乱れに小湾れ、・尖り刃などを交えて、匂深く荒沸がつき、金筋・砂流しがかかるなど、相州伝の作柄を得意としています。 この刀は小板目肌よく詰んだ鍛えに地沸厚くつく。刃文は互の目乱れに小湾れ・小互の目交じり、足長くよく入り、匂深く、さかんに沸づいて砂流し頻りにかかるなど、薩摩新々刀の特色と見所を存分に示しており、地刃共に明るく冴えた作品です。 |
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