【脇差】 賀州金沢住藤原兼若(四代甚太夫)
種別 | 脇差 |
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国 | 加賀 |
時代 | 江戸時代中期 |
法量 | 1尺8寸5分5厘 |
附 | 特別保存刀剣 加州新刀大鑑所載 金着せ一重加州はばき 白鞘 石川県登録:昭和54年5月21日交付 |
銘文 | 賀州金沢住藤原兼若(四代甚太夫) |
説明 | 兼若は同銘が数代あり、代々金沢藩主前田家の抱え工として活躍しました。この地には兼若派の他に陀羅尼派・藤島派などの各流派がありますが、その中でも兼若派は良工が多い事で知られています。四代兼若は四郎右衛門兼若の子で、正徳元年から元文二年頃までの作を残していますが、その作品は非常に少ないものです。 この脇差は、身幅広く重ねの厚い豪壮な姿を呈し、小板目鍛えが細かく詰んだ精美な鍛えに地沸微塵に厚くつき、刃文は箱乱れに飛焼交じり、沸匂深く、掃かけ、砂流し頻りにかかり金筋入るなど、兼若派の典型的作風を示したもので、地刃共に健全で出来の優れた名品です。 |
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