倉敷刀剣美術館

刀剣の郷 備中青江「倉敷」にある、国内屈指の日本刀常設展示数を誇る美術館

TEL:086-420-0066

岡山県倉敷市茶屋町173

営業時間 10:00~19:00

【脇差】 無銘(伝)景光

景光 画像

 

無銘(伝)景光・切先

無銘(伝)景光・はばき

無銘(伝)景光・差表

無銘(伝)景光・茎表

無銘(伝)景光・差裏

無銘(伝)景光・茎裏

種別 脇差
備前
時代 鎌倉時代後期
法量 1尺7寸5分弱
重要刀剣
金着せ二重はばき
白鞘
兵庫県登録:平成5年5月27日交付
銘文 無銘(伝)景光
説明 景光は長光の子で長船三代であり、技術は卓抜で、片落互の目の刃文を創始した名工として世に名高く、現存する年紀作は、鎌倉時代後期の嘉元から南北朝時代 初期の建武に及んでいます。その作風には互の目に丁子を交えたもの、片落互の目を主体とするもの、直刃調のものなどがあり、概して長光よりも穏やかなもの で同派の中でも地鉄の鍛錬が優れている点が特筆されます。
 この脇差は、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに地沸よくつき、直ぐ映り立つ。刃文は直刃調に小湾れ・小互の目・角張る互の目交じり、小足・葉入り、匂口締りごころに小沸つき、帽子は浅く湾れ込んで返る、いわゆる三作帽子となるなど、景光の特徴をよく示した優品です。

オンラインショップ「刀の蔵」へ →

※上のボタンをクリックして、IDとパスワードの入力を求められる場合は、既に当館の所蔵していないお刀となります。展示一覧を随時更新し、なるべくそういったお刀が表示されないようにしておりますが、外部検索サイトなどの検索結果から当ページへ来られた方にはご迷惑をおかけいたします。ご了承くださいませ。