【脇差】 無銘(伝)景光
種別 | 脇差 |
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国 | 備前 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
法量 | 1尺7寸5分弱 |
附 | 重要刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 兵庫県登録:平成5年5月27日交付 |
銘文 | 無銘(伝)景光 |
説明 | 景光は長光の子で長船三代であり、技術は卓抜で、片落互の目の刃文を創始した名工として世に名高く、現存する年紀作は、鎌倉時代後期の嘉元から南北朝時代 初期の建武に及んでいます。その作風には互の目に丁子を交えたもの、片落互の目を主体とするもの、直刃調のものなどがあり、概して長光よりも穏やかなもの で同派の中でも地鉄の鍛錬が優れている点が特筆されます。 この脇差は、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに地沸よくつき、直ぐ映り立つ。刃文は直刃調に小湾れ・小互の目・角張る互の目交じり、小足・葉入り、匂口締りごころに小沸つき、帽子は浅く湾れ込んで返る、いわゆる三作帽子となるなど、景光の特徴をよく示した優品です。 |
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