【短刀】 飛騨守氏房
種別 | 短刀 |
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国 | 尾張 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 9寸2分 |
附 | 特別貴重刀剣 新刀鍛冶綱領図録所載 赤銅一重はばき 白鞘 兵庫県登録:昭和41年3月3日交付 |
銘文 | 飛騨守氏房 |
説明 | 飛騨守氏房は永禄十年に若狭守氏房の子として生まれ、天正十六年から父氏房について鍛刀をはじめ、天正二十年五月に関白秀次の斡旋で飛騨守を受領し、慶長 十五年に名古屋城が完成するとともに名古屋城下に移住して作刀をしています。作風は身幅広く反りの浅い豪壮な姿に、沸本位の大湾れ乱れや大互の目乱れなど を焼いています。 この短刀は小板目肌が微塵に詰んだ精美な鍛えに地沸細かにつき、刃文は細直刃、僅かに小乱れ交じり、小足入り、匂口締りごころに小沸つき、地刃共に優れた出来栄えを示しています。 |
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