日本刀常設展示美術館  倉敷刀剣美術館

刀剣 太刀 備州長船康光

刀剣 太刀 備州長船康光

刀剣 太刀 備州長船康光

CAPTION          

種別 太刀
備前
時代 室町時代初期
法量 二尺三寸七分
銘文 備州長船康光
応永三十三年二月日
      
説明 康光は、盛光と共に応永備前を代表する名工である。応永備前の名称は、この期の備前刀が応永年紀を切るところから生まれたもので「康光・盛光・師光」を応永三光と称し幾多もの名作が現存している。
 康光は初、二代あったものと思われ、現存作からみると製作年代が初代は応永、二代は正長・永享・嘉吉・文安年紀の作品が該当する。初代康光の作風は盛光とやや異なり多彩で、刃文は小湾れに互の目、丁子など交じって複式となり、足・葉がよく入るものが通例である。また比較的直刃仕立ての作品も多く存在している。
刀剣 太刀 備州長船康光

 本作は初代康光の後期作で、板目肌よく詰んだ精良な鍛えに地沸つき、刃文は互の目に丁子を交え足・葉入り映りたち、帽子が尖って返るなど康光の典型的作風を示し、本工の高い技量が存分に発揮された優品である。


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