日本刀常設展示美術館 倉敷刀剣美術館
| 種別 | 太刀 |
| 国 | 備中 |
| 時代 | 南北朝時代初期 |
| 法量 | 二尺四寸二分 |
| 附 | |
| 銘文 | 表 備中国住人朝次作 裏 暦應三年八月日 |
| 説明 | 平安時代後期から鎌倉時代中期までの青江派を古青江と呼ぶのに対し、以降南北朝時代までのものを青江と汎称している。古青江と青江の作風を比較すると、地鉄は地味で渋い味わいのある縮緬肌を主とする古青江に対し、青江の地鉄は同様の傾向を有しながらも、板目がよく詰んで冴えた地鉄となるものが多く、刃文は古青江が匂口の沈んだ感のある直刃調の小乱れを焼くのに対し、青江は匂口が締まりごころに明るく冴えた直刃や逆丁子の刃文を得意としている。 朝次は銘鑑によれば「備中国住人朝次作 青江・時代暦應」「暦應三年」と記されている事から、本作はこれに該当するものと思われる。 本作は小板目肌よく詰んだ精良な鍛えに地沸細かにつき、刃文は匂口締まりごころの直刃に小乱れ交じり、小足入り、古青江派の作風に相通ずる古雅な味わいを呈した作品で、生茎在銘である事も貴重な名品である。 Copyright (C) 2002-2008 Kurashiki Japanese Art Swords Museum All rights reserved. |