| 種別 | 脇差 |
| 国 | 備前 |
| 時代 | 南北朝時代 |
| 法量 | 一尺五寸九分 |
| 附 | |
| 銘文 | 無銘 備前長義 |
| 説明 | 南北朝時代の長船刀工は、正系の兼光やその一門は伝統を墨守した作風を表わしているが長義はその中にあって、この時代に流行した沸出来をみせ、およそ備前刀らしからぬ異色の刀工であり、正宗十哲の一人に挙げられている名工の一人である。 その姿は鎌倉時代後期に生まれた覇気のある作風で、総体に身幅が広く、鋒は大きく延び反りの浅い姿となり、刃文は前代末期に流行した互の目や湾れ、小乱れが全国的に波及して形式化した。 この作品は太刀からの大磨上脇差で腰開きの山型の互の目乱れに丁子ごころ交じり、足入り砂流しかかり、変化のある大規模の乱れ刃を焼き、地刃に沸がつき、長義の特徴が余すことなく発揮された傑出の一振りである。 Copyright (C) 2002, Kurashiki Japanese Art Swords Museum All rights reserved. |