日本刀常設展示美術館  倉敷刀剣美術館  脇差 河内守藤原国助 [初代]

脇差 河内守藤原国助 [初代]

CAPTION       

種別 脇差
摂津
時代 江戸時代初期
法量 一尺四寸三分
銘文 河内守藤原国助 [初代]

説明 初代国助は、名を小林甚兵衛、伊勢国神戸の近江石堂系に属する刀工で、初めは伊勢亀山城主・関長門守の抱え工であったが京に上り、堀川国廣最晩年の門人のひとりとなり、国廣没後は兄弟子の越後守国儔に学び寛永二年(1625)には河内守を受領、寛永七年頃大坂に移り、和泉守国貞と共に大坂新刀の創始者となった名工である。その作風は板目鍛えに地沸がついて、地景の入った堀川風のものと、小板目肌良く詰み細かな地沸がついた大坂地鉄のものとがあり、刃文は匂深く小沸のよくついた湾れ互の目、互の目丁子に足入りなどがある。 脇差 河内守藤原国助 [初代]  脇差 河内守藤原国助 [初代]
 この脇差は身幅広く重ねの厚い豪壮な菖蒲造りで洗練された良質の玉鋼を大坂新刀特有の綺麗な小板目肌に鍛え地沸つき、刃文は、湾れ互の目乱れ、匂深く小沸よくつき、足・葉入り初代国助の高度な技量を存分に示した優品である。

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