倉敷刀剣美術館

刀剣の郷 備中青江「倉敷」にある、国内屈指の日本刀常設展示数を誇る美術館

TEL:086-420-0066

岡山県倉敷市茶屋町173

営業時間 10:00~19:00

【脇差】 備州長船盛光 応永二十三年八月日

盛光 画像

備州長船盛光 応永二十三年八月日・物打ち

備州長船盛光 応永二十三年八月日・鍛え肌

備州長船盛光 応永二十三年八月日・刃文

備州長船盛光 応永二十三年八月日・刃文2

備州長船盛光 応永二十三年八月日・差表

備州長船盛光 応永二十三年八月日・表銘

備州長船盛光 応永二十三年八月日・差裏

備州長船盛光 応永二十三年八月日・裏銘

種別 脇差(平造り、三ツ棟)
備前
時代 室町時代初期
法量 1尺2寸8分
重要刀剣
金着せ二重はばき
白鞘
兵庫県登録:昭和57年8月19日交付
銘文 備州長船盛光
応永二十三年八月日
説明 盛光は、康光と並んで「応永備前」と呼称される室町時代初期の備前鍛冶の双璧です。この派の作風には、一見鎌倉期の一文字派の作風を想わせるものがありますが、板目に杢を交えて肌立つ鍛えに地景風のかねが入り、焼刃には腰の開いた乱れが目立ち、帽子は先の尖った「ローソクの芯」と称せられる特徴的なものとなるところや、映りが直状となるものが多い点などに一派の特色があります。
 この脇差は板目鍛えに杢交じり、地沸つき、地景よく入り、処々地景風のかね入り、乱れ映り立つ。刃文は互の目に腰開きの互の目・丁子・角ばる刃など交じり、足・葉入り、匂勝ちに小沸つき、細かに砂流し・金筋入り、匂口明るく冴えた優品です。

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