倉敷刀剣美術館

刀剣の郷 備中青江「倉敷」にある、国内屈指の日本刀常設展示数を誇る美術館

TEL:086-420-0066

岡山県倉敷市茶屋町173

営業時間 10:00~19:00

【脇差】 信国(宇佐)

宇佐信国 画像

信国(宇佐)・物打ち

信国(宇佐)・刃

信国(宇佐)・鍛え肌

信国(宇佐)・はばき元

信国(宇佐)・差表

信国(宇佐)・茎表

信国(宇佐)・差裏

信国(宇佐)・茎裏

種別 脇差
豊前
時代 室町時代中期
法量 1尺8寸
保存刀剣
刀剣銘字大鑑(原拓土屋押形)所載品
金着せ一重はばき
白鞘
愛媛県登録:昭和27年12月9日交付
銘文 信国(宇佐)
説明 左衛門尉信国の子にあたる信国定光が京より豊前国宇佐郡に移住して宇佐信国派の祖となり、室町時代初期から新刀期に亘って一門が大いに繁栄しました。当時 の宇佐は宇佐大宮司到津氏の領土でした。また同国の守護大内政広は周防・長門・筑前・豊前の太守で対明貿易の主宰者であり、主要な輸出品として日本刀が知 られています。
 この脇差は、板目鍛えに地沸細かにつき、刃文は中直刃に小互の目・小乱れごころ交じり、小足入り、細かな砂流しかかる。
 なお、本工の作であろうと思われるものに成化二年紀の作品が残されています。成化二年は明の年紀で日本の文正元年にあたり、対明貿易の資料として貴重な作品です。

オンラインショップ「刀の蔵」へ →

※上のボタンをクリックして、IDとパスワードの入力を求められる場合は、既に当館の所蔵していないお刀となります。展示一覧を随時更新し、なるべくそういったお刀が表示されないようにしておりますが、外部検索サイトなどの検索結果から当ページへ来られた方にはご迷惑をおかけいたします。ご了承くださいませ。