倉敷刀剣美術館

刀剣の郷 備中青江「倉敷」にある、国内屈指の日本刀常設展示数を誇る美術館

TEL:086-420-0066

岡山県倉敷市茶屋町173

営業時間 10:00~19:00

【脇差】 奥大和守平朝臣元平 七十六歳造之 薩摩国住 文政二年卯二月

奥元平 画像

奥大和守平朝臣元平 七十六歳造之 薩摩国住 文政二年卯二月・物打ち

奥大和守平朝臣元平 七十六歳造之 薩摩国住 文政二年卯二月・刃

奥大和守平朝臣元平 七十六歳造之 薩摩国住 文政二年卯二月・鍛え肌

奥大和守平朝臣元平 七十六歳造之 薩摩国住 文政二年卯二月・刃区

奥大和守平朝臣元平 七十六歳造之 薩摩国住 文政二年卯二月・差表

奥大和守平朝臣元平 七十六歳造之 薩摩国住 文政二年卯二月・茎

奥大和守平朝臣元平 七十六歳造之 薩摩国住 文政二年卯二月・差裏

奥大和守平朝臣元平 七十六歳造之 薩摩国住 文政二年卯二月・銘

種別 脇差
薩摩
時代 江戸時代後期
法量 1尺5寸1分
特別保存刀剣
金着せ一重はばき
白鞘
東京都登録:昭和46年4月15日交付
銘文 奥大和守平朝臣元平 七十六歳造之
薩摩国住 文政二年卯二月
説明 元平は、延享元年に奥元直の子として生まれ、天明五年に薩摩藩工となりました。彼は同国の伯耆守正幸と並んで薩摩新々刀の第一人者であり、寛政元年に大和守を受領しています。作刀は明和年間より見られ、初め「薩陽士元平」「薩摩臣奥元平」などと銘していましたが、寛政元年受領後は「奥大和守平朝臣元平」と銘するものが多い。作品は互の目乱れに小湾れ・尖り刃などを交えて、匂深く、よく沸づき、金筋・砂流しかかるなど、相州伝の作柄を最も得意としています。
 この脇差は、小板目肌よく詰んだ精美な鍛えに地沸つき、細かな地景入る。刃文は互の目乱れに小湾れ・尖りごころの刃など交じり、足長く入り、匂深く沸よくつき、砂流しかかり、匂口明るく冴えるなど、本工の典型的作風を示した作品です。

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