【寸延短刀】 大月山城守源国重 万治元年八月日
種別 | 寸延短刀 |
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国 | 備中・江戸 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 1尺7分 |
附 | 保存刀剣 銀無垢一重はばき 白鞘 広島県登録:昭和55年2月7日交付 |
銘文 | 大月山城守源国重 万治元年八月日 |
説明 | 山城守国重は、大月与五郎国重の弟で名を市蔵といい、寛永六年頃に八郎左衛門に改めました。正保二年に山城大掾を受領しており、後に山城守を受領したものと思われます。彼は江戸・作州津山に於いても作刀しており、二代山城大掾国重と共に江戸水田と称されています。 本作は、国重晩年期の山城守受領後の作で、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに地沸つき、刃文は中直刃調に浅く湾れ、匂深く小沸よくつき、小足入り、細かな金筋頻りにかかり、地刃共に明るく冴える。なお、大月山城守を刻した銘と併せ、万治元年紀も資料的に貴重な作品といえます。 |
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